部長挨拶

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みなさん、スケート競技のショートトラックスピードスケートをご存知ですか。ショートトラックスピードスケートは、フィギュアスケートやアイスホッケーと同じリンクを使い、1周111.14mの小さなトラックを周回して、順位を競い合うことから競馬や競輪などポジション争いやラストスパートが特徴で、身体接触も見られることから氷上の格闘技とも言われています。
神奈川大学スケート部ショートトラックスピードスケートは、スケート界において在校生やOBの選手が強豪であるこもご存じでしたか。
スケート部は、インカレ総合優勝が男子7回、女子3回を果たすなどの輝かしい成績を残しています。また、在学する部員や卒業生は、日本代表選手としてワールドカップや世界選手権。、ユニバーシアードなどの国際大会への出場、国内の主要な大会においても常に上位の成績を収めるなどの優秀な成績を残しています。そして、設立以来の最大の目標であった冬季オリンピック、2018年平昌オリンピックに2名の日本代表選手を輩出することができました。

2023年度のスケート部は、男子2名、女子4名と少ないですが、自己の競技力の向上や大学唯一の大会であるインカレにおいて総合優勝を目指しています。また、部員とOB選手ともに日本代表選手やナショナルチームに入るための競技力を身に付け、国体選手として出身県のために尽力しています。
スケート部は、専用の練習場所が無いため、氷上練習に相模原の銀河アリーナや野辺山や小瀬などのスケートリンクで行い、陸トレは銀河アリーナ、筋トレは横浜キャンパス、合宿は野辺山や東御湯の丸など場所を転々と移動しながら練習を行っています。練習は、監督やコーチ、トレーナーなどの指導者が氷上トレーニングに加え、陸トレや筋トレなど多彩なメニューを行うことで、競技力を向上させています。

スケート部の活動や練習環境は、決して良いとは言えない状況ですが、大学や宮陵会からのご支援、OBやご父兄のご支援やご声援を得て活動を行っています。

スケート部の活動の目的は、神奈川大学の「質実剛健」「積極進取」「中性堅実」の建学精神とともに「文武両道」を目指し、自己研鑽に励み、神奈川大学のために競技で活躍すること、学生や卒業生として社会に貢献することを目的にしています。また、練習場所の相模原の子ども達の見本となり、スケートの普及や振興に寄与することを目指しています。

今後とも、スケート部の活動に対して、ご支援やご声援、よろしくお願いします。

神奈川大学スケート部・部長
石井 哲次